撮影スタンス

「大人バレエ」応援します。

子供の頃の憧れやスタイルアップが目的で始めたバレエ。レッスンするだけで満足していたのに、いつのまにか目標がトウシューズになり、ついに発表会の舞台に!
そんな「大人バレエ」応援します。

舞台写真はもちろんですが、お一人お一人をきれいにポージングしたポーズ写真は、スクエアのファーストポジションです。私自身も40歳でレッスン開始、10年間で発表会の舞台に3度立ちました。介護のため退会しましたが、夢は「ジゼル」のヒラリオンでした(笑)。

舞台への情熱が抑えられず、レッスンを始めましたが、「撮るとやるとは大違い!」と笑い、身体の硬さを嘆きながらも、一つづつステップアップする喜びを知りました。レッスン後のビールが最大の喜びなのですがそれは内緒です(笑)

大人バレエの皆さんはお一人で撮ることより、同じ曲を踊った仲間や家族とご一緒の写真が好評です。ソロ写真はアン・ドゥオール+笑顔を目指しますが、ポージングはお任せください。

バレエ少女、憧れの発表会!

私たちカメラマンは発表会で多くのことを学び、バレエ愛を更に深めてくれる原動力としてきました。コロナ禍でレッスンすらままならない生活を経てやっと立つあこがれの舞台。心を込めてお撮りします。

当然ですが、有名バレエ団の公演取材より発表会の撮影の方が難しいのです。初めて拝見する生徒さんのダンス、一人ひとりのレベルや習熟度が違うなかで、パッセもアラベスクもグラン・ジュッテも、美しく・高く・笑顔で撮りたいのです。できるだけきれいなパの写真をお見せできるように、カメラポジションやレンズ選択の違う3箇所から撮影するのはそのためです。

軸足やつま先が伸びているのは/ジャンプがより高くきれいに見えるのは/上体がより引き上がっているのは/表情が良いのは/より甲が出ているのは、どちらのカットなのか?
コンマ1秒も違わない同じチャンスでもずいぶん違います。 悩みながらも、下記のように選考し《1チャンスに2カット》を目指しています。

私自身レッスンを続けているうちに多少わかって来たつもりなのですが、まだまだバレエの湖は深く、目指す山は遠くなるばかり。がんばります。